2015年11月21日
いよいよ、あす22日(日)と23日(月祝)にわたって、フォトコンの本選選考会が行われます。開催にあたり、応募してくれた中学生、高校生のみなさん、ありがとうござしました。3連休だけど、会場でお会いできることをたのしみにしています。
また、公募に際して、学校関係者や保護者の方にも大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。
小学生のときよりも「環境」について考える機会が減ったり、環境問題のスケールの大きさを感じるからこそ「自分たちが何かやってもしょうがない」と無力感を感じたりする中高生は少なくないと思います。
そういった中高生の身の周りにも環境やごみ問題は転がっていて、「気がついた課題を若者の視点で切り取ってほしい」、「感じたことを自由に表現してほしい」という思いから生まれたこの「かんきょう組写(くみしゃ)フォトコンテスト」を実施して意外だったことがあります。それは、作品を見た大人たちの反響が大きかったという点です。
大人からは「普段見過ごしている日常のワンシーンが、写真によって切り取られることで考えさせられる。中高生の視点に気づかされる」という感想が多く寄せられました。2010年からこの企画に取り組んでおりますが、中高生の自由な発想が大人に気づきを与える場ができたことは、「中高生に気づきの機会を与えたい」という私たちの取り組みが成果に繋がりはじめ、うれしく思っています。本当にありがたいことです。
中学生以上であれば、「審査/投票」に参加できるオープンなフォトコンテストです。みなさまのご来場をお待ち申し上げます。
会場で、中高生の写真を見ながら、まだ見ぬ将来について想像する時間を過ごしていただけたらと思います。
なお、23日の講評につきまして、ことしは主催団体より一言述べさせていただくことになりますので予めご了承ください。
