実行委員会|かんきょう「組写」フォトコンテスト 2012

リサイクルデザインタウン
映像フェスティバル実行委員会

リサイクルデザインタウン映像フェスティバル実行委員会

リサイクル及び廃棄物処理の仕事や教育現場に携わるメンバーで構成され、2010年に設立された団体です。

活動への想い

私たちは、それぞれの分野で10年以上にわたり、小学生から大人まで、幅広い世代に向けて環境啓発活動や環境ビジネスを提案してきました。10年余りの活動を改めて考えてみると、環境保護、リサイクルも、社会に浸透してきたかのように思えますが、まだ道半ばといったところでもあり、私たちの暮らしと、環境保護、リサイクルは近いようで現実はまだまだ遠い関係にあるのではないか、そのように感じていました。

そうしたことから、これからも心豊かに暮らしていくために、私たちが取り組むべことを見つめなおしてみました。

これからの暮らしの中では環境問題だけでなく、いろいろな社会問題を解決できること、それにはわずかな変化も感じとることができる「感受性を育んでいくこと」が大切なテーマになっていくのではないかと考えました。

そこで、新しい取り組みとして、高校生の若いみなさんのお力をお借りしながら、こうした状況から一歩でも二歩でも前進していきたいと企画されたのが【高校生のための かんきょう「組写」フォトコンテスト】です。

高校生のための かんきょう「組写」フォトコンテスト 

本事業【イベント】は、
1) 高校生のみなさんに、写真で、目前に起きている変化や危惧、あるいは、たのしいことやおもしろそうなことを記録してもらい、環境の視点から感受性豊かな人材の創出に繋げる機会の場とすること。

2) 写真を撮ること、そのこと自体をたのしんでもらい、「環境啓発」に積極的に関わるきっかけづくりの場となること。

3) さらに、写真を「組んでもらうこと」により、テーマについて深く考える姿勢を養うことに役立ててもらい、これからの環境施策の立案に、より良い効果をもたらすこと。

4)フォトコンテストといっても写真撮影技術を競うことが目的ではなく、本事業を通じ、ふだん見過ごしてしまっているかもしれない出来事を記録し、行動をおこしていくきっかけとなる情報を創りだしていくこと。

5)一枚の写真のインパクトや芸術的な意味においての作品性よりも、「いかに情報が伝わるか」を大切にし、そして、若い世代への環境啓発を重視するため、審査に「高校生の視点」部門を設ける。

などを趣意として実施される事業【イベント】です。

最後に

本実行委員会のより安定した運営と本事業の確実な継続性を図るため、NPO法人の資格取得を目指しながら2012年の事業を展開することとなりました。「人と人」「動物と人」「植物と人」など、他者との関わりに温かな交感のできる環境保全活動を展開したいと考えています。その一環として、豊かな感性にあふれた高校生たちの作品を通して、これからの環境活動や人材育成に取り組んでいきたいと思っています。

リサイクルデザインタウン映像フェスティバル実行委員会 
実行委員長 武 松 昭 男

2012年5月吉日



※2011年は、東日本大震災の発生を受け、チャリティー企画として世界で起きているさまざまな”水戦争”をテーマとするドキュメンタリー映画「ブルー・ゴールド 狙われた水の真実」と自然界の報道写真家 宮崎学さんをお迎えして現代社会の問題点や環境問題について、スライド上映を交えて一緒に考えていく講演会を企画・実施致しました。
Webサイト→http://www.takematsu-design.com/event/event2011.html