かんきょう「組写」ブログ

【RCE横浜若者連盟】さまようハムスター

2014年09月04日

こんにちは。あさどんです。

明日は大好物のホラー映画、4日後には人生初のパーマでテンションあがっております。

 

今日のタイトルは「さまようハムスター」です。

某RPGの「さまようよろい」じゃないですよ。ハムスターです。

決してホラーな話ではありません!ホラーは大好きですけど!!!

ただ、少しショッキングな話&画像があるので、下の文を読んでみて苦手そうな方はブラウザバックか画像をとばして文だけを見るようにお願いします。

 

さてさて、何故このようなタイトルかというと…

実は昨日、我が家のジャンガリアンハムスター/ブルーサファイアの”クウタ”が息を引き取ったからです(  ;∀;)

2年2ヶ月生きました。頑張れば3年生きますから、長くはありませんけど寿命でしょう。(育て方の悪さは否めないけど)

最期はエサ箱の中で幸せそうに眠っていたので、エサといっしょに河原へ埋葬してあげました(´;ω;`)

 

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さて、土葬するにあたって基本的なことはやはり、紙で包んであげることですね。

植物に多く存在するセルロース、紙はこのセルロースからできています。

ということは、落ち葉がいつの間にかなくなっているのと同じような原理です。

土壌中にセルロースを分解する微生物がいて、それが紙を分解し、エネルギーを得ているんですね。

 

では、生物はどうなるでしょうか。

 

まず、骨や歯はリン酸カルシウムからできています。日本は酸性の土壌がおおいため、酸で溶けてしまいます

だから日本にはきちんと骨の形をしている化石が少ないんですね。もちろん、アルカリ性の土壌なら綺麗に残るケースが多いそうです。

(加えて、空気は酸素を含んでいるので、空気に触れないようにしなければならない。)

 

次に、肉や皮膚、内臓は、バクテリア(細菌)によって分解されます。

野ざらしになっている場合は、腐って小動物や虫のエサとなります。

 

こうして、生物の主成分である有機物は無機物となり、植物の栄養になります。

(肉をたべられ、そのまま栄養化することもありますが。)

育った植物は、生産者として動物や昆虫、わたしたち人間など様々な生き物(消費者)を養います。

つまり、私の飼っていたクウタはこれから無機物となり、植物の栄養となり、その植物を食べた昆虫を動物が捕食し、その動物が死に、また土に還る。

死骸→分解者→生産者→消費者→死…

そんな生命の営みの循環の中を、無機物となったクウタは、変な言い方をすればしばらく”さまよう”わけです。

(もちろん魂は浄化され、肉体が栄養となり生命の営みを循環する、ってことですよ^^)

 

「土に還る」というのは、まさに「命を還す」ことです。

死んだハムスターを見ていたら、お別れの名残惜しさと同時に美しさも感じてしまいました。

死んでもなお美しい生命の輝きが感じられるのは、きっと今から、

生きている生物に”生”を与えるからなのでしょう。

 

では、今日はこの辺で。


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