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食べられるのに捨てられていく

2014年08月23日

横浜市内のNPOが運営している小学校放課後キッズクラブ(※)からの依頼による夏休み2回目の出前講師を8月22日(木)に行いました。今回も1年生から5年生を対象に、そして1/4のこどもが前回も参加していたので前半は「まだ食べられるのに捨てられる ごみ」について一緒に考えてみました。

平成25年度 横浜市の資料によると家庭から排出された焼却量は589,082トンで、そのうちの38% 223,851トンが生ごみとされています。さらに、228,351トンの10%は「手つかず食品」の廃棄と推測されています。

手つかずというのは、買ってきたままのもの。調理したり、はしをつけることなくそのまま捨てられてしまう。もちろん、賞味期限が切れてしまったものもあると思いますが、それにしても凄い廃棄量です。22,385トンと言われても、こどもたちはわかりませんから、グラムに計算して200グラムの袋に入ったお菓子を例として、もったいないを考えました。

買いすぎない、作りすぎない、頼みすぎない・・・わたしたちにできることとして小学生だけでなく、大人も考えていかなければならない課題です。

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来週は、今年7月に開催した「かんきょうセミナー」に参加いただいた方から「~循環型社会を築くために~分別の必要性、地域住民への指導スキル養成、リサイクルの現状」についてオーダーを頂戴いたしまたのでお話しさせていただきます。

(※)放課後キッズクラブは、すべての子どもたちを対象に、小学校施設を活用して「遊びの場」と「生活の場」を兼ね備えた安全で快適な放課後の居場所を提供することを目的として横浜市こども青少年局が実施しています。

 

 

 


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