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リサイクル出前講師

2016年06月21日

昨日は今年初めての、小学校でリサイクル出前講師。ひさしぶりに小学4年生向け(80名)の授業です。頂いたテーマは「分別の仕方・注意点/実際に困っていること」。

「分別で伝えたいこと」は、きちんと分けることや、分別した資源物がどのように生まれ変わっていくのかを学ぶことも大切だけど、同時に、次の作業をしてくれる人のことを考えることも重要なんだよ、ということ。

君たちが分別した後の資源物を、ちゃんと材料として利用できるように、もう一度、異物が混ざっていないかをチェックする人たちのことを考えることなんだと言ったとき、一瞬、教室が静寂に包まれました。

折角、こども達に伝えられる機会ですから「分別する方法」だけではなく、「分別する理由」も併せて伝えることで、より能動的に環境に関わってくれる素地の形成に努めたいと思っています。

私にとっては、この一瞬の出来事が分別の方法や注意点をきちんと理解してくれているんだな、或いは、つよい関心を持ってくれたんだと確認できる瞬間です。

そして、小学生にも分かってもらい、行動してもらえるような言葉や資料の選定、制作をする。その作業そのものが、子どもから大人まで、どの世代にもわかりやすく話すことに繋がる修行の場となります。

こども達とのコミュニケーションの中で、こども達の頭上で豆電球がパッとついて、「あっ、わかった」という表情を見せてくれる時が、なんとも楽しい・・・なので、いっつもこども達の頭の少し上に視線を置きながら話をしています。

当法人では、小学校から市民団体まで幅広い世代のご要望にお応えするセミナーを受け付けております。地域が異なれば、解決する課題も違っているばすです。お気軽にご相談ください。

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