2016年08月04日
開催日の8月2日は深夜から早朝にかけて大荒れの天候となり、公共交通や一般道まで混乱した朝の通勤時間帯。それでも、参加者のみなさん、早めの行動をしてくださり混乱なくツアーを終えました。
横浜市では家庭から収集した缶・びん・ペットボトルを市内４か所の施設（鶴見、金沢、緑、戸塚）で品目別に選別し、さらに缶は材質別、びんは色別に選別して、選別された資源物は、売却、資源化委託を行っています。今年も、鶴見資源化センターのご協力を頂き、ツアーを開催することができました。
ここでは1日50トンの缶・びん・ペットボトルの選別をしています。そして、時は夏、ということでこの季節が年間でもっとも搬入量が多い時期です。この日は悪天候の影響で搬入車両が遅れ気味のようでしたが、それでも膨大な量と手作業による選別光景に参加者皆さんの圧倒された様子が窺えました。
本当の「ザ・現場」なので、機械だけでは到底リサイクルできないことを実感できますし、現場を体験していただくだけで、いかに「分別」が大切なのかを理解していただきやすいです。私自身、色々なところで「分別はあくまで良い材料を作り出すための手段であって分けて出すことが目的ではありません」とお伝えしていますが、ザ・現場で「量と音と手作業」を実感してもらうことが最も環境配慮行動につながると考えています。故に、このツアーの意義はとても大きいと思います。
第2回のリサイクルシ施設ツアーは9月3日(土)、訪問先は「横浜市資源リサイクル事業協同組合 リサイクルポート山ノ内(横浜市神奈川区)」です。資源集団回収等で回収された古紙や古布を、高品質な資源製品に仕上げ、海外へ輸出する施設。積荷の重さをトラックごと計る大型計量器、古紙を巨大な塊に圧縮梱包するプレス機を見学しながら、「リサイクルの国際化」を学びます。みなさんの参加、お待ちしていまーす!!
申込・詳細 → かんきょう文化祭 第2回リサイクル施設ツアー
参加者の写真は深川さんがシャッターを押してくれたので、最後の1枚はこちら!!
