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ごみと資源物の分け方・出し方セミナー

2019年07月07日

小雨の日曜日、町内会の定例会でリサイクル出前講師をしてきました。循環型社会の実現に向けて平成22年度における横浜市のごみ排出量を平成13年度に対して30%削減するという「ヨコハマはG30」政策に取り組むため、平成15年からセミナーなどを行わせていただく町内会です。

ここ3年は防災をテーマとしたお話をしてきましたが、分別に粗さが目立つことから、「なぜ、分別するのか」という原点に立ち返った企画にしたようです。

今日はスプレー缶の取り扱いについて、少し時間をいただきました。2019年7月6日夜、大阪府高槻市の産業廃棄物の運搬業者の会社でスプレー缶のガス抜き作業をしていた際に爆発を伴う火事があり、1人死亡3人重傷という事故が発生しました。

また、2018年12月28日には北海道の札幌市で不動産仲介会社の従業員が店内に100本以上あった消臭剤のスプレー缶のガス抜き作業後、湯沸かし器をつけた際に爆発が起き、爆風が広範囲に及んだ、という事故もありました。

横浜市も現在はスプレー缶に穴はあけずに出すようになっていますが、かつては、穴を開けて出すルールになっていて、大きな事故には至らなかったもののスプレー缶の破裂事故を契機に中身を使い切って穴はあけずに捨てる方式に変わりました。中身が使い切れないときは各区の収集事務所に相談することになっています。

たかがゴミ、されどゴミですね。ゴミは様々な化学製品が使用された生活品の不要物です。
私の町内会でもセミナーをやって欲しい、「なぜ、分別するの」という鉄板話から、食品ロスやプラスチック問題まで、ちょっと見聞を広げてみたいというリクエストまで、どうぞお気軽に連絡をください。


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