「組写」大人の見方部門
「組写」中高校生の視点部門
「組写」主催者賞
「メッセージ」大人の見方部門
「メッセージ」中高校生の視点部門
「メッセージ」主催者賞
001 夏休みに初めて
そんな事を思いながらカメラのシャッターを押しました。
この写真を見ながら綺麗な川について考えて頂ければなと思います。
中高生のための かんきょう「組写」フォトコンテストを終えて
このフォトコンテストは中高生の応募があって、はじめて開催することができます。改めて応募していただいた中高生の皆様そして応募を促してくださった皆様に御礼を申し上げます。
来場者からは今年の公募テーマ「今が変われば 未来も変わる」は少し難しかったのでは、という感想を頂くと同時に、難しいテーマでもしっかりと今と未来を映し出そうとする制作プロセスと現実を直視する視点が感じられ、素晴らしい作品ばかりでしたとの声を頂くことができました。
「行動を起こすきっかけとなる情報を創り出す」写真公募展として2010年から続けている当フォトコンテストですが、若い世代の作品を拝見させて頂くうちに、じつは「環境問題」は世の中に存在しないのではないかと思うようになりました。ごみを作り出し、開発を進めているのは人類です。従って、本来は「人間の問題」なのに、それを「環境問題」という言葉に置き換え、「自分・私」から距離を置くことによって「環境問題」を解決しようとしている。故に、当事者意識を持つことに戸惑いを覚え、どこか他人事になっているのが現実なのではないか。人は自分事にならないと積極性を発揮しづらいと言われます。中高生の作品が、自分事として捉え、環境の課題の改善に向けて行動できるように、そのきっかけとなる写真展であり続けたいと思います。
また今回は主催者賞を設けさせていただきました。「組写」では、タイトル「信号機」を選びました。太陽の恩恵を受け、食物が育ち、私たちの食卓に運ばれていく一連の流れを、日常の風景である信号機に見立てています。この三色を見たら、大気や土壌、海洋の汚染を無くし、安心安全な食卓となる行動を起こすきっかけになってくれればという願いが込められ、「行動することを忘れない日常をつくりだす視点」が素晴らしいと思いました。「メッセージ」は、地元の環境から未来にまでイメージを広げ、ニュース情報からのエビデンスも巧みに書き込み、自身の憤りを伝え、これからどう行動するかの意思表示がしっかりと伝わる作品で、今回の公募テーマを上手に表現している作品でした。
改めて、このフォトコンテストが今すぐ結果は出なくても10年後・20年後を見据えて、ひとつひとつの小さな行動が持続可能な社会基盤となるよう願っています。最後になりましたが、当フォトコンテスト開催にあたり、ご尽力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
2023年3月
かんきょうデザインプロジェクト
公募について
公募テーマ
今が変われば 未来も変わる
社会では色々なことが突然起こります。だから未来はシナリオ通りにはならない。
だけど、ある程度の目標や理想を掲げて行動をすることが大切です。そうしないと持続可能な社会をつくることが出来なくなってしまうからです。
今の意識や行動の結果が未来のカタチになります。今の当たり前を見直すことで未来が変わります。
身の回りのこと、地球規模のこと、すぐには変わらなくても、みんなの一歩が大事。未来の人々が気持ちよく生きていける社会をつくっていきましょう。
公募作品
「組写」と「メッセージ」の2つの部門で公募します。
◆ 「組写」部門 (くみしゃ、と読みます)
2~3枚の組み合わせ写真 + タイトル ( 45文字以内 )
◆ 「メッセージ」部門
1枚の写真 + メッセージ ( 400文字以内 )
※最終選考会にて展示される出力サイズはA4です。
応募資格
※高校、中学校に在学中の「高校生」「中学生」
※国籍、公立、私立、全日制、通信制、定時制、サポート校、専門学校、夜間学校の別は不問。
※各部門1人2作品まで応募可。
応募期間
2022年11月1日(火)~2023年2月12日(日)
応募方法
※受付は終了いたしました。
表彰品
アマゾンギフトカード、iTuneカード、スタバカード、ディズニーギフトカード
(審査について)
例年通り、「組写」部門及び「メッセージ」部門それぞれ、大人が投票する「大人の見方」と応募者と中高生が投票する「中高生の視点」にわけて行いますので、グランプリは4つのご用意となります。2位、3位も同様とし、表彰状も贈呈します。
審査・投票・表彰
- 一次選考は主催者にて行います。
- 一次選考を通過した作品は、かんきょう文化祭(2023年3月25日(土)・26日(日)開催)の会場に展示され、投票により表彰作品が決定されます。
- 表彰式は、かんきょう文化祭最終日の夕方に開催します。
注意事項
- 応募作品は肖像権等の許可を得てください。問題が発生しても、当団体では責任を負いません。
- 被写体には必ず許可を得てから出品してください。被写体の「個人」が特定できる作品については、その被写体になった方に、必ず作品にすることの許可を得てから応 募してください。
- 応募の際、入力いただいた個人情報は、当コンテストの運営な範囲内で取り扱います。ご応募いただいた方の同意なく、その範囲を超えて個人情報を取り扱うことはありません。
- 入賞、入選作品の著作権は主催者に帰属します。
- 上記、それ以外のいかなる問題についても、当方では責任を負いません。
- 応募者は、本コンテストの応募規定をすべて承諾したものとみなします。
- 新型コロナウイルスの感染拡大により、やむを得ず、内容を変更する場合があります。変更の際はウェブサイト「What’s New」でお知らせします。
中高生のための かんきょう「組写」フォトコンテスト コンセプト
- 中高校生のみなさんに、写真で、目前に起きている変化や危惧、あるいは、たのしいことやおもしろそうなことを記録してもらい、環境の視点から感受性豊かな人材の創出に繋げる機会の場とすること。
- 写真を撮ること、そのこと自体をたのしんでもらい、環境啓発に積極的に関わるきっかけづくりの場となること。
- 写真を「組んでもらうこと」により、テーマについて深く考える姿勢を養うことに役立ててもらい、これからの環境施策の立案に、より良い効果をもたらすこと。
- フォトコンテストといっても写真撮影技術を競うことが目的ではなく、活動を通じ、ふだん見過ごしてしまっているかもしれない出来事を記録し、行動をおこすきっかけとなる情報を創りだしていくこと。
- 1枚の写真のインパクトや芸術的な意味においての作品性よりも「いかに情報が伝わるか」を大切にし、そして、若い世代への環境啓発を重視するため、審査に「中高校生の視点」部門を設ける。