2022年04月11日
最終選考会の会場でフォトコンテストの作品を見ていただいた皆様に、作品の感想やメッセージをお願いしたところ、93名よりお言葉を頂きました。抜粋してまとめましたのでお時間許すときにご覧ください。貴重なお時間の中で中高生のために、感想を書いていただき、ありがとうございました。かんきょうデザインプロジェクトもより一層精進してまいります。
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以下、「・」について、予めご了承ください。
・読みやすいように「てにおは」など、一部補正をさせて頂きました。
・重複する内容はまとめさせて頂きました。
・文中の「001」や「013」の数字表記は作品番号です。個々の作品に対する感想がとても多かったのですが、表彰作品としてホームページに掲載してある作品の番号について書かれた感想を掲載しました。
・中高生のみなさんの感想も掲載しました。
01 私は応募した側だが、自分と違う視点の作品ばかりでとても興味深かったです。これを機にまた新たな発想が出来そうです。
02 初めて、かんきょう「組写」フォトコンテストに応募し、展示を見ましたが、どの作品も伝えたいことが様々で面白かったです。
03 どの写真もそれぞれテーマを良く表現できていた。同じ高校生とは思えないほどの作品もあり、驚いた。またイベントで使っているボードもリサイクル可能なものを使用しているなど、環境に配慮している点も良いと思った。SDGsについて改めて考える機会になった。
04 皆さんの写真の構成が素晴らしく、私も負けないような写真を撮りたくなりました。これからも環境に関する素敵な写真を撮っていきたい。
05 どの作品も撮影者の想いが込められていてすごく良かったです。未来の環境問題に対して、多くの若者が関心を持ってくれるきっかけにこのコンテストがなって欲しいと思いました。ぜひ来年も参加したいです。
06 私は友達が一次審査に選ばれたので来ました。私は応募したけれど落ちてしまいました。しかし、今日ここに来て、自分の作品とレベルが違いました。それぞれの良さが出ていて楽しかったです。
07 今やっていることの結果は先が見えないことのような気がしても、10年後・20年後には成果としてハッキリわかることだと、大人になってわかりました。勉強も環境も、凄く時間がかかるものかもしれませんが、あきらめず続けることが大切ですね。作品を通して、沢山の人々に、沢山の気づきをありがとうございました。
08 今回も沢山の力作の写真を見せてもらい、ありがとうございました。皆様、お疲れさまでした。「組写」部門は大人が見ても難しい企画だと感じました。その分、若い皆様の工夫・苦労が感じられました。「メッセージ」部門では、「001」の、これからは海岸で貝殻だけを集めるのではなく、マイクロプラスチックを回収しようと言うのは、大切な、強力なメッセージでした。社会人になっても今の気持ちを忘れずに生きてください。
09 普段目にしているゴミなどへの違和感、いつもある日常がこれからも続くのか?空気や自然、太陽など、私たちが恩恵を受けているものが、これからもずっとあり続けるには?考えて、少しでも行動してすべての人が守っていかなければならないですね。
10 自然への、人への、地球への愛情が良く伝わってくる作品ばかりでした。愚かな過ちを繰り返すのも、限りない愛情をもって行動を起こすことができるのも人間。若い皆さんの知恵をサポートしていきたいです。
11 ポイ捨てに対する怒りの写真が多く見受けられ、どうしたらポイ捨てをする人がいなくなるのかを皆さんと一緒に考えなければならないと思いました。
12 「組写」部門は3枚とも同じ撮り方をしている人もいるし、1枚ずつ違うものや場所を撮って物語性を持たせている人がいて、見ていて面白かった。「メッセージ」部門でも構図がめっちゃ好みなものとメッセージにグッときたもので、とても迷った。
13 日常を切り取って残せる写真は、普段当たり前になってしまったことを、改めて考える機会を作り出せる、とても素敵なものだと思います。中高生のみなさんには「今」「今日一日」を全力で楽しんで欲しいと思います。社会に出ると心が折れることもしばしば・・。楽しい「今」をたくさん残してください。
14 サステナブルという言葉は解釈が難しかったかもしれません。単なる風景や動物、ストレートにごみの写真だけでは、訴える力が今一つでしょう。新たに撮影したものも、今まで撮った中から選んで組んだ写真もあると思いますが、組写真の一枚一枚がテーマにどうつながるかを考えて組むとさらに良くなると思います。そして、同じテイストの写真ばかりで組むのではなく、展開、流れ、ストーリーを考えてみましょう。
15 日常的な写真や生命・プラスチック、海、生き物の写真が多かったなと思った。緑や青、黄色と一色にまとまっている「組写」が多かった。壮大な雲を表現する仕方がたくさんあって勉強になり、来てよかったと思う。
16 撮り方、色の使い方、影の入れ方に個性があって面白かった。統一感のある「組写」もあれば、メッセージ性を重視した「組写」もあって、第三者の想像力を豊かにするものばかりだった。
17 どの写真も、一人一人の伝えたいこと、想いが表れていて、どれが正しい、間違っているの正解・不正解ではなく、自分事として表現していることが素晴らしいと思います。
18 今年は力作揃いで順位をつけるのが難しかったです。「組写」部門の「002」「027」「013」からは自然を捉える感性の凄さ。このまま真っ直ぐに大人への道を歩んでくれるよう願っています。「メッセージ」部門では、それぞれの言葉が胸に突き刺さりました。
19 (投票の為、選ぶのに)脳内が激戦で大変でした。いろいろな視点をこれからも見つけていきましょう。
20 「組写」部門も「メッセージ」部門も素直な、真っ直ぐな言葉で書かれた作品を選びました。写真と言葉(メッセージとタイトル)を読み、心にズーンとくる作品が今年は多く、どれも素晴らしいと思いました。投票がとても難しかったです。
21 SDGsに対して、様々な視点からのメッセージが興味深かった。
22 環境について思いを馳せる若者がいることは世界の希望です。私も皆さんと一緒に地球を未来に残せるように努めていきたいと思います。
23 未来に向かう気持ちに溢れた作品ばかりだったので投票に迷いました。ライブの音楽と共鳴して素敵な時間を過ごさせてもらいました。
24 自分の好きなこと、興味があることを、周りに遠慮せず、のびのびと実行してください。私は2006年から使い終えた新聞を使って、子どもたちと工作を楽しんでいます。きっかけは高校の体育祭の時に作ったはりぼてです。卒業して52年たちますが、今でも当時のことを思い出します。
25 10代の感性が切り取った日常は、様々なメッセージが込められていて、とても印象的でした。
26 素晴らしい取り組みだと思います。みなさんは心で感じ、それを行動に移せる方々だと思います。その行動力を大切にしてください。
27 どの作品もファインダーを通して、大切にしたいこと、大切にしなくてはならないことを、よく捉えられていると感じました。
28 自然の中から美しいと思える光景を感じ取れる感性がとてもすてきだと思います。明るい未来を感じました。「組写」部門の色彩とタイトルをつけた作品「020」に、作者の想いが伝わる作品でした。いつもは見逃してしまうような場所にも、大切な役目があって、命が存在するのを改めて感じられた作品でした。作者の優しい気持ちと自然の大切さ、人が残しておかなければならない環境について考えさせられました。
29 忙しいという字は、心を亡くすと書きますが、どんなにやるべきことが多くても、自分が生かされている地球の、ほんとうの姿を見出す心を無くしてはいけないなと、中学生の瞳に思いを新たにしました。
30 文字は十人十色。それなら「かんきょう」という言葉も十人十色であるべきなのだ。今回の作品展などは、最もそれだろう。ひとりひとり違う作品があり、「かんきょう」という言葉の汲取り方も違う。だからこそ良いと私は思う。「かんきょう」という言葉にイメージを持ち、それを写真で表現する。そうすることで言葉のイメージを共有し合い、視野を広げられる。作品展とはそのような場所だと私は思っている。
31 「メッセージ」部門が昨年より大幅に出展数が増え、高校生が一生懸命に文章を考え、写真を撮ったことが伝わりました。中でも「001」の作品は、自らが行動した結果を美しい作品にした良い作品だと感じました。
32 昨年はコロナ禍、今年はロシア、ウクライナの戦争も加わり、心が痛みます。生と生のつながり、あたたかさ、そんなことがたくさん感じられる作品を選ばせていただきました。来年はどんな風になるのでしょうか。また楽しみに、訪れたいと思います。
33 写真から伝わる自然の力強さや豊かさが表現されていてとても良かった。何気なく生活している風景を写真に切り取るのは面白くて、自分の生活にもこんな風景や様々な思いが込められているのかと楽しくなりました。写真だと、ただ撮るよりも構図や光影を意識した方がより魅力的に力強いものになると思います。みなさん、それが出来ているため、メッセージやタイトルとつながり、良い作品になっていると思います。
34 毎年興味深く楽しませて頂いています。中高生の方々なりに工夫してタイトルをつけているということも写真の美しさに加えて注目させていただきました。サステナブルな未来を切り取ることを専門にしたいと思ったら、ぜひプロを目指してほしいな、と思います。
35 人間が守れば自然も応えてくれます
36 「組写」部門は、色・形・印象を見て判断しました。「メッセージ」部門は、客観性と素直さで伝わる写真を選びました。
37 後世に残したい美しい自然がよく写真に表現されていて感動しました
38 今の若い人は幸せなんだと思いました。作品に「いやみ」がなく、のびのびとした作品に心癒されました。このような作品展は有難く思います。
39 「組写」部門 「021」「019」「002」 / 「メッセージ」部門 「001」「005」
環境問題に対して様々な角度から焦点を当てており、各個人の特徴が表れていて興味深く楽しめた。
40 中高生のセンスの良さに驚いた。「メッセージ」部門はどれも素晴らしく、感心する言葉ばかりでした。
41 みなさんの感性、個性を感じることかでき、いい気持になりました。
42 昨年も来ましたが、相変わらず見入ってしまいます。
43 「組写」部門 「020」 写真が素晴らしいと思います。 「メッセージ」部門 「001」 マイクロプラスチックの破片が無くなるような環境の
改善を祈ります。
44 「メッセージ」部門 なるほどの発想でした。楽しみながらごみ拾いが出来そうです。この集まったごみでなにか作ってみたいです。
45 「組写」部門 「013」 生命の力を感じ取れる写真でした。人工物の中で自然がどう交わるか、3つの写真ともメッセージ性があると思いました。
「メッセージ」部門 「001」 貝殻ではなくプラスチック集め、海の環境も良くなると思いました。
46 「組写」部門 「013」 植物の生命力に本当に驚かされました。シンプルメッセージですが強く伝わりました。
「組写」部門 「019」「020」 日本の色に対する豊かな感覚は自然と共に生きてきたという歴史を感じました。
「メッセージ」部門 「005」 身近な小さな生き物に目を向ける優しさを感じました。カエルちゃん、かわいいです。
47 前向きな作品や現実を見る作品など、沢山の表現があった。これからも素晴らしい写真を撮ってください。
48 「組写」部門 「027」 すべて「トウ」、同じ発音なのにそれぞれ役割が違う。ジェンダーアイデンティティ―といったら大げさでしょうか? 自分の役割を見つめ直すチャンスを頂きました。「メッセージ」部門 「001」 「カラフルでポップな作品」と思いきや、ビンの中身は拾ったプラスチックだったなんて・・とてもショックでした。日頃からごみの分別は徹底していますが、改めて気を引き締めなければと思いました。深刻な問題に注目できるよう、あえて明るい色彩にされているところがセンスあるなぁーと思いました。
49 「組写」部門 「013」 植物の生命エネルギー、人類が無くしつつあるものをアピールしていてGood!