2022年09月07日
分別のマニュアルで「絶対に混ぜないでください!」 という文言を見たことがあると思います。その混ぜてはいけないものを禁忌(きんき)品と呼びます。禁忌とは「してはいけないこと」の意。
例えば紙の分別をするときに、感熱発泡紙(点字などに使用されている熱を加えたところが盛り上がる紙)やヨーグルト・アイスクリームの紙製容器、アイロンプリント紙など、見た目は紙だけど「燃やすごみ」に出してくださいとなっています。
その理由として、石鹸の個別包装紙、洗剤の紙製容器、ヨーグルト・アイスクリームの紙製容器など臭いのついた紙は、古紙の処理工程で完全に脱臭することができないため、製品となった紙に異臭が残り、不良品となってしまうことがあります。つまり紙として再生できないので「燃やすごみ」として出すことになっています。
内側がアルミ貼りの紙パックや裏カーボン紙なども、紙の製造工程や古紙利用に伴うトラブルのもとになるので「燃やすごみ」として出しましょう!
環境のためにLet’s Keep moving
※横浜市の「古紙」の出し方です。市町村によって分別方法が異なる場合がありますのでお住いの市町村のルールに沿って出してください。