2022年10月17日
今日は横浜市立小学校でアップサイクル授業のサポートをしてきました。
(8/17投稿の記事参照)
6年生一クラスがチームでまたはひとりでそれぞれ捨てられようとしたモノを思い思いの作品に仕上げる課題に取り組みました。作品がかぶるのではと、そんな心配をしていましたが、それは全くの無用でした。それぞれ違う作品づくりに取り組む様子に、小学生の発想の豊かさに改めて遭遇です。
2時限をつかったのですが作品の完成までに誰も到達せず。でもそれでOK!! 作品が完成することも大切ですが、作品が完成するまでの「こうしよう」「ダメか」「こうしてみたらどうだろう」などの活動そのものがアップサイクルであることに気づいてもらうことも大切。
アップサイクルはデザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい作品や製品にアップグレードして生まれ変わらせることですが、生まれ変わるのはなにも作品・製品だけではありません。自分自身がアップグレードしていることを実感することだって、尊いこと。
さらに、「捨てられようとしているモノを使う訳だから、もっと大胆に壊したりつくってみよう! 」と、発想を爆発させてもいいわけで。殻を破るってそういうことだし、そんなシーンに出会う回数が多い程いいのではないかな、と思いながら帰ってきました。
写真:リメイクファッションチーム(大人)の作品を本日の見本として展示