2023年12月07日
環境に配慮した製品やアイディア、デザイン、サービスなどに関する環境展場会「エコプロ2023」に行ってきました。
10月5日、What’s Newに投稿した「和紙100%ネクタイ」もブース出展しており、ネクタイを制作した文化学園大学の学生さんともコミュニケーションしてきました。残念ながらクラファンは目標に届かずでしたが、活き活きと商品の説明をする姿がステキでした。
https://kankyo-design.org/news/6234.html
今回印象に残ったのは、原子力発電環境整備機構(ニューモ NUMO)のブースです。原子力発電所で使い終えた高レベルの放射性廃棄物を、私たちの生活環境や自然に影響が及ばないよう、廃棄物を地下深く安定した岩盤に閉じ込める地層処分に取り組む団体です。
ブースに、中高生、高専3年生以下を対象とした「私たちの未来のための提言コンテスト」というチラシがありました。テーマは、どうしたら高レベル放射性廃棄物の課題を多くの人たちが自分事として考えるようになるか? あなた(たち)は何をしますか? というもの。
名だたる研究者や専門家が何十年と取り組んできても解決の糸口が見つからない難しいテーマ。けれど、いつかはどこかで処分しなければならない廃棄物です。NUMOも、これまで環境展示会に出展していましたが、どちらかと言えば規模は小さく、消極的だったように私は感じていました。
全国各地をまわっている地層処分展示車「ジオ・ラボ号」も登場。地層処分について多くのみなさんに興味を持っていただけたらいいですね。