9月24日は清掃の日

9月24日は清掃の日

2025年09月22日

9月24日は「清掃の日」です。

1971年(昭和46年)に施行された「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(廃棄物処理法、廃掃法)を記念して、9月24日を「清掃の日」と定めました。この日は、私たちの生活環境を守るために、ごみの処理や清掃活動の重要性を再認識する機会です。

元々、1900年(明治33年)に制定された「汚物掃除法」がこの日の起源であり、伝染病の予防という公衆衛生の観点から、ごみ収集が市町村の責務とされました。その後、1954年(昭和29年)に「清掃法」へと改正され、さらに高度経済成長とともに深刻化するごみ問題への対応策として「廃棄物処理法」が成立しました。

( お釈迦様の教え)
**********
お釈迦様に、勉強が嫌いで自分の名前さえも忘れてしまう「周利槃特(しゅり・はんどく)」という弟子がいます。人一倍悟りを求める心は強かったのですが、修行の作法や方法も覚える事ができなかった。何年も修行を続けたけれど、彼は自分の才能の無さに絶望し、お釈迦様の下を去ろうとしますが、お釈迦様の「 自らの愚を知る者は真の知恵者である」という言葉を聞いて思いとどまる。
そしてお釈迦さまは、槃特に箒を与え、「塵を払わん 垢を除かん(ちりをはらわん あかをのぞかん)」という言葉を教え、「掃除」という修行を与えます。
来る日も来る日も熱心に掃除を続ける槃特。お釈迦さまに「どうでしょうか、きれいになったでしょうか?」とたずねるも、お釈迦様の答えは「だめだ」ばかり・・それでも何年も掃除を続けた。
ある時、せっかくきれいに掃除をした所を子どもたちが汚した。槃特は箒を振り上げ、「こら、なぜ汚した!」と怒鳴ってしまう。その瞬間、槃特は本当に汚れているところ「心の塵」に気づく。ちりやあかとは、執着の心なのだ、と。以来、汚れが落ちにくいのは人の心も同じだと悟り、ついにお釈迦様の教えを理解することができた。
**********

自分の外側には内側(心)が反映されるので、いつまでも大切にしたい逸話です。
そういえは、天才バカボンに登場するレレレのおじさんは、周利槃特がモデルになったとか・・

最後に、お釈迦様の「掃除の功徳」という5つの教えです。
1. 「自身清浄」 自分の心が清らかになること
2. 「他心清浄」 他の人の心を清らかにすること
3. 「諸天歓喜す」 周囲の人の心も物事も整ってくる
4. 「端正の業を植ゆ」 美しい行為の種がまかれること
5. 「命終の後、まさに天上に生ずべけん」 死後、天上に生を受ける

さて、まずは机周辺から片づけるとしますか あたふた💦

<<前のページに戻る