パリに溶け込むECO:Velibを使ってみて...
だーたーです。前回パリに普及しているエコな自転車、Velib(べリブ)を紹介しました。
便利で手軽に使える交通手段ですが、使ってみて見えてくることも・・・。
まずは、自転車数の偏り。
たとえば日本なら、朝は都内に行く上りの電車が混んで、夕方は下りの電車が混むのと同じように、パリでも人の向かう場所と時間に傾向があります。
すこし市街の中心部から離れたところにいた私たちはべリブで、有名なノートルダム寺院まで行こうとしました。ベリブを借りようとしたとき、近くのステーションには20台置けるところに自転車がたった3台のみ!幸運にも、母と妹と3人だったので借りられました。
そしてノートルダム寺院について自転車を停めようとしたんですが、30台近く置き場があるステーションなのに自転車がいーっぱい!!停める場所がありません!
他のステーションまでいってみるも、そちらも満杯状態。仕方なく他の誰かがべリブを使って駐車スペースが空くのを待って、しばらくあとでやっと自転車を停めることができました。
8月は観光シーズン。昼どき有名な観光スポットに向かう自転車は多く、自転車が溢れてしまったんですね。
この偏りをならす仕事が必要だと思います。
それから、自転車の不具合。
3台の中から妹が選んだ自転車は、なんとペダルが取れちゃうもの!
漕いでいたら左側のペダルがゴトン!って取れちゃって、拾いに行っては取り付ける始末。でもなんどやっても取れちゃうんです。もうただただお腹を抱えて笑ってましたけどね(笑)
わたしのはサドルを上げて固定してもストンって下までさがっちゃうものでした。
これくらいならまだしも、ブレーキが利かないなんて故障は、シャレになりません。
旅行雑誌にも、自転車が壊れてないか確認しようなんて書いてあったけど、どうして壊れたままなのかな?
自分個人に所属しないものだと思うと、どうしても扱いが乱暴になってしまうのかなぁ。
次の人が気持ちよく使えるように、って心がけは大事だよね。
そんなことも、実際に使ってみて思うのでした。
ではまた!
だーたーでした。