高校生のための かんきょうフォトコンテスト 2013 「組写」&「エッセイ」ブログ

女子大生がえがく!☆エコライフのススメ☆

2013年08月17日

みなさん、ご無沙汰しています。わっきーです。

お盆が終わりましたね。私は祖母の家がある愛媛へ帰省していました。
神奈川の皆さんには申し訳ないのだけれど、今日は愛媛の田舎のことを話してもいいですか。
野福峠

素敵な景色でしょ。野福峠といいます。
みかんの木が植わっている段々畑の山道と、離合のむずかしい狭い車道を抜けたところに、山と海にかこまれた俵津というところがあります。
ハマチとちりめんが美味しいの。俵津
私の長期休みの思い出が、その土地にたくさん詰まっています。

私の祖父は、みかん農家でした。
作業着足袋姿で軽トラに乗り、毎日山へむかっていました。
たまには小さな私も作業のジャマをしに、キャリーを積んだトラックの荷台に乗っていきました。(注:キャリーとは、収穫した果物をいれるカゴのこと。ラックは写真参照。)
ラックふもとに着くとキャリーと一緒に私もラックに乗っけられて、ドキドキしながら山を登って、自分で収穫したばかりのみかんを食べました。

私は祖父のみかんと、本気で100パーセントのみかんジュースで育てられました。
お盆は、祖父がかえってくるのを家族で迎える大切な時期です。

都会で暮らすということと、田舎で暮らすということ。
まるで対照的なようでいて、私は共通点を感じます。

かえりたくなる、ところ。

そこでしか感じられない雰囲気に包まれ、出会う人の笑顔にふれ、
そこにしかない味わいを楽しみ、自分だけの思い出の場所をつくる。

その土地が、好きだということ。

道にゴミが落ちてたり、海が汚されたりすると、
悲しいと思うのは、私の好きな景色をながく留めておきたいから。

“環境を守りたい”という気持ちは、考えてみると、そう特別なもんじゃなかったりする。

では、よい夏休みを(^^)

わっきー

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