古着の選別工場に行ってきました!

古着の選別工場に行ってきました!

2021年10月12日

今日、「明蓬館(めいほうかん)高校湘南厚木すねっく」の生徒7名・先生2名と一緒に、全国から1日約10トンのつかい終わった衣類や布製品があつまってくる工場を訪ね、古布(こふ)の3Rを学んできました。

この工場では、中古衣料(古着)として輸出したり、毛織物の屑をほぐして繊維(半毛衣料)と再利用できるように、なんと260種類に、しかも、約10トンに及ぶ衣類などを人の手によって選別しています。2016年より高校生・大学生たちと訪問をはじめ、今回で5回目となりますが、いつ訪れても選別の見事な手さばきに訪問者すべてが我を忘れて見入ってしまいます。(2020年はコロナ禍の影響で訪問叶わず)

10月10日付のYahoo!newsに、「日本はこれから古着が主流に? コロナ禍でリユース市場急拡大、2022年には新品市場超え」のタイトルで、古着市場の拡大見通しに関する記事が配信されていました。

これまでの古着ブームとは異なり、衣服の製造過程で発生する温室効果ガスや衣服の廃棄への抵抗感があるという、10代から20代のZ世代が社会人になっていけば、リユース市場もより活況を呈するのではないかと期待しています。

そのためにも、古着が「どのようなプロセス」を経て古着ショップにならぶのか・・モニターを通さず、face to faceで工場の方の話に耳を傾け、作業員の手元を見つめる。

今後も、具体的で実感の伴うプログラムを続けていきます。「私たちも行ってみたーい」という皆さん、遠慮なく連絡ください! お待ちしています。

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