2021年10月15日
今日は、デザインのお仕事に関わる方たちを、産業廃棄物を適切に処理する中間処理工場(※)とリユース事業をメインに家庭などから排出される消費財のアップサイクルに取り組むファクトリーにご案内しました。
先日の古布の選別工場や家庭から排出される缶・びん・ペットボトルの選別及び処理施設を市民が訪ねることは多いのですが、産業廃棄物の中間処理工場を訪れるケースは意外と少ないものです。なぜなら、家庭から排出されるものは、その姿形がわかっているので、これらを取り扱う工場に行っても実感が湧きやすいのですが、生産工場等から排出される産業廃棄物は、いつもの暮らしでは目にしない身近なごみではないので興味が湧きづらく、視察したいという思いに至りにくい。
でも、大型の設備や重機で産業廃棄物が豪快に処理されていく様は、なかなかお目にかかれないものです。豪快な分、視察後のインパクトも長く続きます。帰りの電車の中でも目前で処理される産業廃棄物の話題で持ち切り・・。
産業廃棄物は豊かな暮らしを形づくる過程で発生します。ぜひ一度、処理の実際をウォッチングしてみませんか。お気軽にお問い合わせください!
(※)中間処理工場とは、産業廃棄物を「無害化」「減量化」「成分の安定化」などを行う施設です。その方法として「焼却」「破砕」「溶融」「脱水」「選別」のいずれかが用いられ、適切な処分とリサイクルを行いやすくします。